
2019.11.30
2033年には、空き家が3軒に1軒になると言われています。私の近所でも、将来空き家になる可能性があるお宅が点在。
「きちんと管理してくれるかな?」「でも、もし所有者が遠方にといたら管理も大変だろうな。」と、ふと思ったことがきっかけです。
「空き家を管理するサービス」をネットで探してみたところ、ありました!でもほんの数件。地元密着型のそういったサービスを提供する事業者はありませんでした。
将来、空き家が立ち並ぶこの町を子どもたちは誇りに思ってくれるのだろうか。。。
私には、輝かしいキャリアも誇れるスキルもありません。働く3人の子を持つ普通のお母さんではありますが、未来の子どもたちが誇れるふるさとにしたい、そう思う気持ちが日に日に強くなっていきました。
人口減少に伴う社会問題は多岐に渡ります。悶々と誰か(特に行政に期待してしまいがち)が、何かをしてくれるのを待つよりも、私たち一人ひとりができることを始める時期なのではないか、と思い、地元密着型の事業者がいないなら、私がやってみようかな・・・と事業化計画をはじめました。
主な事業は、
1.空き家の利活用
無料相談窓口を開設し空き家の所有者や将来空き家を所有する方に対する利活用提案と早期対策提案をいたします。
2.空き家の発生抑制
行政及び自治会と連携した空き家の掘り起こしと、啓蒙のためのWeb・SNSを利用した情報発信を行います。
3.空き家の適正管理
利活用実現のための適正管理のお手伝いをいたします(有料)。
計画をするにあたり、当事業に対して前向きな反応や支援の声を多くいただきました。
1人では、到底成し遂げられない社会問題だとしても、
同じ思いを持つ人が1人でも多く集まれば、
1人ひとりが自分ごととして捉える範囲をちょっとずつ広げれば、
身近にいるプロフェッショナルな方々にご協力いただけたら、
何かは変わるかもしれない、変えられるかもしれない、そう感じるようになりました。
1日も早い開業に向けて、準備中でございます。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。
また、年々深刻化する空き家問題を前に大変心苦しいのですが、まずは常陸太田市から始動させていただきます。できることをコツコツ地道に活動しながら、実績とノウハウを蓄積し、対応エリアを拡大してまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人ふるさと空き家相談・サポート
代表理事 古谷 まち子